高校時代の話。
俺は某文化系の部活に入っていたのだが、この部活は女子率が高い。
だからと言ってそれほど甘酸っぱい思いは無かったのだが、女子の中でうまく立ち回るスキルは身に付いたのかもしれない。
部室がある部活は、体育があると大体部室で着替える。
俺はちょっと気になっていた子と同じクラスだったので、体育の授業も同じ時間。
お互い部室で着替えるとなるとちょっと抵抗がありそうだが、それまで上手く信頼を得ていたので、通常の体育ならお互い部屋に居たままでも着替える。
俺は机で下半身を隠す程度でズボンを脱いで着替えることが出来たし、女子も上手くブラウスを着たまま体操着を着たりして、雑談しながらテキパキやっていた。
それでもブラジャーのホックまでブラウスが捲れることや、スカートを穿いたままブルマーを脱ぐときにパンツがチラッと見えたりして、悶々としていたものだ。
通常の体育ならそれでよかったが、問題なのが水泳。
さすがに追い出されるかと思ったが、一緒は無理でも交互に着替えることでお互い部室を使うことにした。
更衣室は狭いし、それよりは部室で着替えたいというのがこの妥協を生んだのかもしれない。
そんなある日、男子のプールの授業が早めに終わり、俺は部室に行って先に着替えることになった。
俺が気になっていたサトミが当番で後片付けをするのは知っていたので、授業が早く終わったのはラッキーだった。
サトミの下着を見るのだ。
まず、自分の着替えを素早く済ます。
早く授業が終わったのに、着替えてないとそれだけで怪しいから。
そして、部室の椅子の上に置いてあるサトミのスポーツバッグを開けた。
制服とブラウスは机の上にあるので、バッグの中には間違いなく下着が入っている。
想像しただけで勃起する。
当時はデジカメも携帯写メもないから、見た下着は頭の中のハードメモリーに入れるしかない。
たぶんアドレナリンが大量に出ていたのだろう。
震える手でファスナーを開ける。
そこには、彼女の下着が丁寧に畳まれて入っていた。
俺は畳まれた状態を維持したまま両手でそっと取り出し、机の上に置いた。
綿の感触が興奮を加速させていく。
まず、上にあったブラジャーを広げた。
まだ膨らみがわずかなのか、Aカップの水色のブラジャー。
匂いを嗅ぐと、ささやかに香水がついているようだ。
そして、次にパンツを手にし、広げた。
水色の綿地に白い大きめの水玉模様。
柔らかい感触に思わず顔に当ててみるが、ふんわりと香水の匂いがする。
好きな子の匂い。
裏側を見たが、汚れはあまりない。
俺は汚パンツに興奮しないので、変なシミがついてなくて本当に良かった。
ただ、陰毛が1本残っていたので、回収することにした。
この陰毛は今でも当時の学生手帳に挟んである(笑)
当初、俺はこれで終わらせるつもりだったが、もう止まらなかった。
おもむろにズボンを下ろすと、トランクスからフル勃起したペニスを出し、サトミのパンツをペニスに巻き付け、一心に擦った。
柔らかいサトミのパンツの感触。
(これをさっきまでサトミが身に着け、このあと間もなくまたサトミが身に着ける・・・)
当時童貞だった俺は、サトミのパンツでオナニーすることで、サトミを犯している気分になった。
「サトミ!サトミ!!」
サトミの名前を呼びながら必死にオナニーする。
そしてすぐに射精感が高まった。
・・・そこで俺は初めて問題に気付く。
どこに射精すべきか。
そのままパンツの中に発射したいが、そんなことをしたらサトミにバレる。
ただでさえ既にカウパーが少しずつ染み付いている。
これ以上パンツを汚せない・・・。
欲望と理性の狭間で迷った俺は、サトミのパンツを手から放すと、椅子の下に勢いよく発射した。
ボタッという音を立てて、俺から発射されたザーメンは椅子の下に水たまりを作った。
全力疾走したかのような脱力感に苛まれたが、時計を見たらもうぼちぼち彼女が戻ってくる。
床にぶちまけたザーメンを拭こうと思ったが、今度はティッシュがないことに気付いた。
マジかよ・・・。
仕方なく自分のハンカチでザーメンを拭ったが、とても拭ききれない。
俺は咄嗟に上履きで踏みつけ、延ばしたりしたが、根本的な解決にはならなかった。
諦めて部室を出ると、ちょうどサトミが部室にやってくるところだった。
サトミ「あ、ちょうど終わったの?」
俺「ああ・・・」
サトミ「じゃ、覗かないでよ」
俺「覗かないって・・・」
そのまま俺はトイレでハンカチを捨て、教室に戻った。
その日の放課後、部室に向かう道すがら、後ろから追いかけてきたサトミに肩を叩かれた。
サトミ「何やってるのよ・・・」
(やはりバレてしまった・・・)
俺「・・・」
サトミ「あんた、二度と部室で着替えないでよ」
俺「・・・ごめん」
この話は彼女の中だけで収めてくれたみたいだが(そりゃ自分の下着をオナニーに使われたら、他の友達には言えないだろう)、卒業までの半年間、口を聞いてもらえなくなった。
でも、パンツオナニーの感触はかなりたまらないものだった。