私は某大手証券会社に勤めている。
名前を聞けば誰でも知っているはずだ。
私は証券営業で毎日ノルマに追われている。
支店には由紀という派遣社員が居た。
由紀は証券の事務処理業務を担当していた。
女優で言うと、壇れいをもっと万人ウケにした感じで、少しキツそうな目元の純和風の顔つきに黒髪。
推定Fカップの美人で、男の社員はみんな由紀を性の対象のいやらしい眼差しで見ていた。
ある年度末に美紀は弊社への派遣を終わる事になった。
由紀の最後の出勤日、派遣なので送別会は特に開かれなかった。
仲の良い女子社員とは先週末に飲みに行ったようだった。
その日は私と同僚の今井という男と支店長そして由紀が最後まで残っていた。
支店長が私と今井に「今日、由紀とSEXするから残れ」
とニヤニヤしながら告げてきた。
私は送別会をやるのに冗談を言ったのだろうと思った。
由紀が片付けをしている最中、支店長は支店の玄関にチェーンをかけ南京錠をかけた。
その時は私はそれ程不思議には思わなかった。
由紀が片付けを終え、支店長に挨拶をしていた時、支店長が急に「これから由紀さん。あなたをレイプするよ」
と単刀直入に言ったのだ。
私は耳を疑ったがまだ本気にしていなかった。
今井も由紀も同じだろう。
しかし支店長は由紀を捕まえ、準備していたのか手錠を後ろ手にかけて制服を無理やり剥ぎ出したのだ。
由紀は瞬く間に下着姿にされた。
淡いグリーンのレースの下着だ。
私は内心"おぉ"と思った。
同時にペニスがピクンと反応して勃起しだした。
しかしこれはまずいぞと我に返り今井を見た。
今井も同じ事を考えているようだった。
しかしそこで支店長の過去の出来事が脳裏に浮かび、制止しようとする良心を抑えてしまったのだ。
それは、過去に支店長が詐欺まがいの営業法を、ある新卒の新入社員に強要し、それを嫌がった正義感に溢れる新入社員が金融庁に密告したのだ。
支店長はすぐにそいつだと分かったので、そいつを支店の裏でボコボコに殴って病院送りにした挙句クビにした事件だ。
その後、その社員の同期が言うにはそいつは新卒で夢を見た会社に裏切られ社会の汚さにショックを受けて引きこもりになり、両親が支店に抗議に来た時も両親を怒鳴りつけ恫喝したのだ。
正直気の毒に思ったが、そんな正義感の塊では証券マンは勤まらないのだ。
そんな事もあり、この支店長のレイプ現場に遭遇し「こいつに逆らったら殺される。建物に鍵をかけ女をレイプしようと考える男だ。邪魔する者を殺しかねない。少なくとも暴力を受けて解雇される」
恐らく今井も同じ心境だったんだろう。
見ているしかなかった。
その時はもう勃起もしなくなっていた。
支店長は由紀を犯し始めている。
「おほほぉう、素晴らしいぃ。若い女の体は素晴らしい。白くて張りのある綺麗な肌だ。胸も、おおー素晴らしい柔らかくて暖かい。ピチャ、ピチャ、ペロペロ。うほぉぉー最高な思いだぞ。おおーお尻もいいなあーペロペロ。こんな体が私の物になったぞーあはははあー」
由紀はもう言葉にはならないような事を言っていた。
支店長はパンストを破き、下着をずらして下半身をまさぐった後、ついに挿入しようとした。
「いくぞお、私のペニスが刺さるところを良く見てなさい由紀さん。おあはははー」
由紀の顔を無理やり下に向ける。
支店長の赤黒く反り返ったペニスが挿入された。
挿入する時の支店長の顔は悪魔のようだった。
既に正気な人間の顔ではなかったのだ。
その後も2時間に渡りレイプが続けられた。
この事件の最中、支店長が「お前らも由紀に挿入をしろ」
と誘ってきたが、とてもじゃないがそんな気にはなれなかった。
強姦というのは男なら誰でも妄想するが、まともな感覚では実際に出来るものではない。
つくづくそう思い知らされる事件だった。
翌日支店長は普通に出勤してきた。
挙句、「あの美人の由紀とSEXをしたぞ」
と、事件を知らない男子社員に自慢して歩いていたから呆れる。
しかし、その話を聞いて羨ましがっていた他の男性社員だって、あの現場に居たら恐らくレイプに加担など出来なかったはずだ。
そんな悪魔のような度胸は普通の人間にはない。
まるで殺人鬼と同じようなものなのだから。
この事件がトラウマとなり、新婚当時妻としばらくSEXする気にもなれなくなり、当時は妻から病気じゃないかと心配された。
レイプもののAVも全く見れなくなった。
それどころかAV自体もあまり見なくなった。
この事件の後由紀は精神を病み、風の噂では風俗店に勤務するようになったらしい。
それを知った、事件を知らない男性社員達はこぞってその風俗に行ったのだが、皆、口を揃えて
「前と全然違う。廃人のようになっていて、かつての魅力はなかった。もう2度と由紀に会いにソープには行かない」
と言っていた。