小六の時、もともと男女の仲のいいクラスだったんだけど、夏休みに女子のグループからいっしょにプールに行こうと誘われた。
向こうのグループは、ちょっと派手で明るいタイプの子中心の五人で、その中にクラスの男子の半分は憧れてたと思われる、成績優秀で可愛くておっぱいも大きい、学級委員のUさんもいた。
Uさんは誰とでも仲がいいけど、特にそのグループといつもいっしょにいる訳じゃないんで、ちょっと不思議に思ったが、彼女の水着姿に釣られて俺たちも男五人集めていっしょに行くことにした。
プールで見たUさんの水着は、紺の地に白とピンクのストライプの競泳型で、赤とかオレンジだったり、セパレートだったりする他の子に比べると地味だったけど、返ってそれが色の白さや肌のきれいさを引き立ててた。
シンプルな形でよけいにおっぱいが目立ってもいた。
しばらく十人で遊んだり、適当にばらばらになって泳いだりしていたが、一時間ほど経った頃だったか、女子が固まって何か話してることに気づいた。
俺たちも寄っていくと、グループのリーダー格だったSさんが、「ちょっと離れて見てなさいよ。加わってもいいけど」とニヤっと笑う。
何かよく分からないが逆らえない雰囲気があり、三メートルくらい離れたら、女子四人がUさんを囲むような態勢をとり始めた。
S「◯◯ちゃん(Uさんの名前)ってほんと肌白くてきれいだよねー」
U「えっ、そんなことないよ」
U「太ってるだけだよー」
S「またそんなこと言ってー。いいなー胸大きくて。ね、ナマで見せてよ」
U「えっ」
S「脱がしてあげるから」
Sさんの言葉を合図に、女子四人が一斉にUさんの手足を押さえて水着を肩から脱がしにかかった。
驚いたUさんは必死に抵抗するんだけど、四対一だし、水しぶきも遊んでるみたいで、「やだ、やめて」って悲鳴も、四人の笑い声で消されて、楽しくてキャーキャー言ってるようにしか聞こえない。
両肩を肘のところまで抜かれて、おっぱい丸出しになったところで女子がUさんの体をクルっとこっちに向けた。
真っ白で大きくきれいなおっぱいが、暴れるからプルンプルン揺れてた。
Uさんは目をぎゅっとつぶって抵抗してて、俺らに気づかない。
「わー、ほんとに大人みたいなおっぱいだ。感じるのかなー」って女子の声とともに、そのおっぱいが揉まれて、ピンクの乳首もこねまわされた。
乳首をいじられた時に、Uさんの目をつぶった強さとか首の角度がびくっとした気がしたが、気のせいかもしれない。
「こんなおっぱい大きいんだから、毛ももう生えてるかなー」
Sさんの声で、女子二人が片足ずつ担ぎ上げるようにUさんの体を持ち上げた。
一人は背中からUさんの体を支えて、片方の手で胸を揉み、もう片方の手ではいつのまにか口を押さえてた。
こっちに股間を向けるように足を開かせた状態で、SさんがUさんの水着の股のところを横にずらして、中身を俺らに見せた。
カビみたいに細い毛がうっすら生えかけてるような、白くてふっくらしたあそこが、暴れてるせいか、ちょっとだけ開いて、中のピンクが見えたり隠れたりしてた。
俺らはもう、口開けて食い入るように見てるしかなかったんだが、そこでSさんが「あー、男子いたんだ。気づかなかったー」とわざとらしく大声あげた。
目つぶってたUさんがハッとして目を開けて、愕然として俺らを見た。
大きな目から涙がどっと出て、悲鳴を上げようとしたのか息を吸い込んだ時、女子が手を離して、Uさんはおっぱい出したままプールに沈んだ。
すぐに立ち上がったけど、水が気管に入ったのか、激しく咳き込みながら水着を必死で直して、無言でプールを出て更衣室へ走っていった。
その背中にSさんや他の女子が・・・
「えー、どこ行くのー?あたしたちちょっとふざけすぎちゃったー?」
「ごめんね◯◯ちゃーん。また学校でねー」
・・・と、明るく声をかけてた。
後で聞いた話では、自分の好きな男がUさんのことを好きだと知ったSさんが、復讐のために立てた計画だったらしい。
二学期に学校で会ったUさんは、普通に明るくていつも通りだったが、俺らやSさんグループにはちょっと距離を置くようになってて寂しかった。
男五人の間では何故かその日の話はタブーのようになってしまい、高校に行く頃まで話題にのぼることはなかったが、俺同様、全員家ではネタにしまくっていたのは間違いないと思う。