私は熊本に住む35歳の女です。
サラリーマンの夫と夫の両親、5歳と3歳の息子2人の6人暮らしで、両親が子どもを預かってくれるので、私も結婚前から務めている歯科医院で歯科衛生士続けています。
先日、夫にも打明けられない経験をしました。
家族のことを考えると、私の胸の中に収めておかねば仕方がないのですが、あまりに辛いのでここに書きます。
この文章を、世の男性がどのような気持ちで読むのかも知っています。
それでも1人では抱えきれないのです。
悲劇のきっかけは、皮肉にも私が勤める歯科医院の院長からのご厚意でした。
昨年勤続10周年を迎えた私に、院長が旅行券をプレゼントしてくれたのです。
まだ子どもも小さいので私たち夫婦は休みを調整して、6月初旬の平日という格安の時期を選び、鹿児島の温泉旅館へと1泊旅行に出かけました。
結構大きな温泉旅館でしたが、オフシーズンの平日とあって館内は閑散としており、私達以外は50代ぐらいの男性5人組のグループ1組だけでした。
そのため女将の計らいにより女湯を家族風呂として開放していただき、はしゃいぐ子どもたちは露天風呂で泳ぎ出す始末。
お風呂の後は黒毛和牛のお料理に舌鼓と、そこまでは本当に楽しい家族旅行でした。
夜9時頃だったと思います、はしゃぎすぎた子供たちは早々に寝てしまい、そして、普段はセーブしているお酒を飲みすぎた主人も、すっかり眠り込んでしまいました。
最初は1人でテレビを眺めていた私ですが、少し手持無沙汰になってしまい、ふと夜風に当たりたくなって、長袖のTシャツにジャージという軽装でふらりと外に出ました。
最初は旅館の玄関あたりでと思っていたのですが、山の月明かりが思ったより心地よく、また久々の旅行という高揚感に惑わされ、私はそのまま夜道を散歩へと出掛けてしまいました。
旅館の建物から、月明かりと旅館から漏れる照明のみに照らされた夜道を、100メートルほど歩いたころ、私は後方に人の気配を感じ振り返りました。
目を凝らすと、そこには男性グループ5人組の内の3人が立っていました。
「奥さん、こんな夜中に散歩ですかな。」
私が振り向いたことに気が付いた男性たちは、ニヤニヤ笑いながら私に近づいてきました。
改めて男性たちを観察すると、全員恰幅の良い身体を浴衣に包んでいますが足元は全員スリッパ、少し酔っているのか脂ぎった顔を赤らめています。
少しばかり息を切らした様子で、まるで私が外に出るのを見かけ、慌てて後を付けてきたかのように見えました。
不穏なものを感じた私が、男性たちを無視して旅館の戻ろうとした時、男性の1人が私の手を強く引っ張りました。
「無視して逃げることは無いだろう。一緒に楽しみましょう。」
悲鳴をあげようとする私の口を押えると、男性たちは3人がかりで私を抱え上げました。
「しっかり持てよ。あそこへ連れ込むぞ。」
男性たちが向かう先には、日本庭園に造られた板張りの8畳程度のあずまやが。
私はそこに運ばれると、仰向けに寝かされ、両手を左右から二人の男性に押さえつけられました。
そしてひと際好色そうな顔の、でっぷりと太った男性が私のうえに圧し掛かりました。
「放して、助けて誰か。」
そう叫ぶ私の口に、男性が首にかけていたタオルをねじ込みました。
口の中に広がる、男性の不快な汗の臭い。
その臭いにむせた私の瞳から涙がこぼれ落ちました。
「泣くなんて可愛い奥さんだ、でもねこうなったら男は我慢できないの。
大丈夫、ご主人の酒には薬を入れといたから、絶対朝まで起きないからね。」
なんということでしょう、男たちは最初から私を狙っており、主人のお酒に睡眠薬を仕込んでいたというのです。
絶望的な思いに捕らわれ、私の抵抗が弱まったことに気を良くした男性は、私のTシャツとブラジャーをまくり上げ、むき出しになった乳首に舌をはわしました。
「奥さん30代でしょ、手足が長くてスリムなんだけど、少し熟れた感じの身体が何とも言えないね。」
そう言いながら、男性は私の左右の乳首を、チュウチュウと音をたてて吸いました。
「おい、オッパイばっかり吸ってないでさ、さっさとやっちまって俺とかわれ。」
「分ってるって、ちょっと待て。」
男性たちの会話は、私に自分が何をされようとしているかを改めて意識させました。
私のジャージを脱がそうと男性が私の身体から身を起こした瞬間を狙って、足を必死にばたつかせた私に蹴られ、正面の男性が尻もちをついて倒れました。
もしかしたら逃げれるかもしれない、倒れる男性を見て私がそう思った瞬間、私の右ほほに激しい衝撃が走りました。
「暴れるんじゃない。」
私の右手を抑えていた男性が、私のほほを思いっきり平手でたたいたのです。
口の中に広がる血の味と頭に響く衝撃にうろたえ、声を失う私。
起き上がった男性は私の左足からジャージとショーツを抜き取り、両足を肩に担ぐようにして押し開くと、私の股間に深く腰を押し付けました。
男性の陰茎が私を貫いたとき、私は激しい痛みと屈辱に泣きじゃくりました。
まだ濡れてもいないあそこに無理やり挿入されるのなんて初めてですし、それは引き裂かれるような痛みを伴いました。
そんな私を無視して男性は浴衣を脱ぎ捨てながら、その毛深く太った醜い身体で私の身体を包み込むように抱きしめ、激しく腰を振りました。
女の身体って本当に悲しいですね。
こんな醜い中年男に犯されていても、勃起した陰茎との摩擦に耐える為に、私のあそこはいつしか濡れはじめ、苦痛は次第に薄れていきました。
「子どもを2人も産んでる割によく締まるね。
良い女だ奥さん。」
私を言葉で辱めながら、ひと際激しく腰を打ち付けた男は、私の奥深くで射精しました。
「あなた、ごめんなさい。許して。」
私は、知らない男性の子種を受け入れながら、心の中で夫に何度も詫びました。
でも私の身体だけが目当ての男性たちにとって、私のそんな悲しみは関係ないのでしょう、すぐに2人目、そして3人目の男性が私に挿入し、そして2人とも私の中で射精しました。
抵抗する気力も失った私は、男性の為すがままに乳房や太ももやお尻をなで回され、唇さえ吸われ、そして夫以外の子種を子宮へと送り込まれました。
3人目の男性が私の中で果て身体を起こした時、私はそれでもう解放されるものと思っていました。
しかし、現実にはそうはなりませんでした。
「奥さん、一応服着ようか。」
そう言って、私にTシャツとジャージのズボンだけ着せた男性たちは、旅館の自分たちの部屋へと私を連れ込みました。
「待たせたな、お土産持だ。」
「何だ、お前たちもう姦ってしまったのか。」
部屋には、下衆な笑顔を浮かべる別の2人の男性が待ち受けていました。
男性たちの部屋は、私達家族の部屋より高級で、部屋に露天風呂がついているタイプでした。
2人の男性は、嫌がる私を全裸にすると、自分たちも服を脱ぎ捨て、露天風呂へと私を連れて行きました。
そして私は湯船を中で男性たちに乳房や股間をまさぐられながら、無理やり口で男たちの陰茎をしゃぶらされました。
「やめてください、こんなこと主人にもしたことないです。」
そう言って涙ぐむ私をあざ笑い、ひとりの男性が、更に口の奥深くへと大きく膨らんだ陰茎をねじ込んできました。
「ウッ、ウグ、苦しい。」
味わったことのなかった男性の精液の味が口中に広がり、苦しさと嫌悪から嘔吐感が私を襲います。
そして、今度は先ほどまで私の股間をなぶっていた別の男性が、私の腰を持ち上げ、後ろから私の中に入ってきました。
そのまま前後から同時に犯された私は、口と膣、両方に夫以外の精液を流し込まれました。
その後も、私はその5人の男性に散々おもちゃにされました。
男性たちの布団の上に全裸で転がされた私を、男性たちは50代とは思えぬ体力で何度も貫き、その度に中で出しました。
そして最後には、股間から夫以外の精液を溢れさせる全裸の私をスマホで撮影しました。
「今夜のことは我々だけの内緒ですよ、でないとこの写真が出回ることになります。」
男性にそう脅され私が解放されたのは、真夜中の3時頃でした。
見知らぬ男性たちに5時間以上もてあそばれ、泣きながら部屋に戻った私は、急いで部屋風呂に入り自分の股間を何度も洗いました。
妊娠だけはしたくない、その一心です。
男性たちが言っていた通り、主人は翌朝まで目を覚ましませんでした。
翌朝には、例の男性グループはもう居ませんでした。
それとなく旅館のひとに聞いてみると、用事が出来たと言って早朝に出発したそうです。
どうして良いかわからなかった私は、何も言えないまま旅行を終え、今も日常生活をこなしています。
しかし、あの日の恐怖と嫌悪感は、そう簡単にはぬぐえません。
ですから今主人が求めてきたら、とても受け入れることはできないでしょう。
そして何より、次の生理が来なかったら、そう考えると震えが止まりません。
主人には告白すべきなのでしょうか?最後まで読んでいただきありがとうございます。