部下に思いっきりブスの新入社員がついてしまいました。
仕事は出来ない、センス悪い、基本的には控えめな性格です。
そのくせ、変な自己主張を小声ですることがある。
顔は巨人の星の左門豊作に斉藤ゆきを少し足したような顔です。
いいところを無理やり見つけるとすれば若いところくらい。
そんな部下なので、結構こき使ったり、たいした事でもないのに文句を言ってみたり、遅くまで残業させたり、いじめみたいになってしまいました。
ちょっと可哀想かなと思うくらい・・・。
今に辞めてくれるんじゃないかと期待してました。
ところが辞めないんです。
それどころか・・・。
ある日、その部下と打ち合わせをしてたら、そいつが唐突に「字が綺麗です」と。
俺は何のことかと思い、「えェ?」と言うと、「◯◯さん、字が綺麗です」と。
そして部下の顔を見ると、心なしかちょっと目が潤んでるんです。
そんな事があってから、またある日・・・。
夏の暑い日、その部下に掃除をするように言いました。
必死で掃除をしてます。
そいつは思いっきり汗かきです。
「打ち合わせするから、早く掃除を終わらせてくれ」
そう催促すると、ドタバタと終わらせて打ち合わせに飛んできました。
そして俺の正面に部下は座りました。
ブスの部下を見ると汗かきなので、大汗をかいてるんです。
ふと目を下にやると、白いブラウスの胸の上半分が汗で肌にぴったりくっ付いて、おっぱいの上半分がくっきりと見えてしまっています。
止め処も無く出る汗が、つつーっとブラウスの中の白い胸元に流れていきます。
ボタンも一つ多く外してたようで、それが異常に艶かしく、思わずゴクッとなってしまいました。
(でも、顔は思いっきりブスだ!)
自分にそう言い聞かせ、「おい、汗くらい拭いて来いよ!」と汗を拭きに行かせました。
俺は大きくため息をして、気を取り直しました。
(何であんなブスにドキッとさせられなきゃならないんだ!)
その頃からです。
夜、布団に入ると、あの光景が無意識に頭に浮かんでしまい、すぐに寝ることが出来なくなる事がありました。
そして、そのうちに布団に入ると、まるでブラクラを踏んでしまった時のように、次々に光景が浮かんでくるんです。
ブスのブラジャーを外してみたり・・・、スカート姿のまま、ブスの足を思い切り広げてみたり・・・。
(どうしてこんなんなっちゃったんだろう?)
知らず知らずのうちに、顔でなく体を見てしまうようになってしまいました。
そして、あっという間にお盆休みも終わりました。
ブスな部下は友達と海に行ったらしく、白い肌がだいぶ火照っているようです。
その日、ブスな部下が、「現像した写真、取ってきていいですか」と言われ、俺は「いいよ」と言って他の奴らと3時の休憩に入り、夏休みはああだったのこうだったのと話しているところに、例によってブスが汗をかきながら帰ってきました。
誰かが、「海に行った時の写真?」ってブスな部下に聞くと、「見ますぅ」って言って数枚見せ始めた。
こいつ、控えめな性格なくせに、また変な小さな自己主張しやがってと思っていると、俺のところにも数枚持ってきて、「見ますぅ」と言う。
見て、嫌なな予感がした。
水着のワンショットの写真ばっかなのだ。
他の奴のは、友達が一緒に写ったりしているのに・・・。
俺は動揺を押さえて、「これはどこだ?」とか言ってポーカーフェイスを装った。
見てない振りしてしっかり見てしまった。
普段ダブダブしたものを着ている事が多いので、ブスなせいもあってもっとデブかと思ってたら、やっぱ若いカラダをしている。
ビックリしたのは、いや、分かってはいたけど、肌が思いっきり白い・・・。
そして3時の休憩も終わり、皆デスクに戻り始め、ブスな部下も写真を片付け始めたのだが、俺の前にある写真を片付けないのだ。
「ここにまだあるよ」って言うと、1枚残して袋に入れてしまった。
俺は、「まだあるよ」って言いながら逃げるようにしてデスクに帰った。
ヤバいって。
うすうすは感じていたけど確信した。
ヤバいって!!
布団に入ると現れるブラクラに、水着の写真が加わった。
そしてヤバいっていうのも、俺には妻も子供も2人いるんです。
そして俺って理性の塊なんです。
ずっと色々我慢してきたんです。
我慢できる自信もまだあったんです。
でも溜まりきったストレスがこぼれ始めています。
(あんな、ブスの部下のおかげで・・・)
コントロールしてたと思ってた、ブスの部下に知らないうちにコントロールされ始めています。
もう以前のように、こき使う事が出来なくなってきました。
そして、遂にその日がやってきました。
太平洋高気圧が陰りを見せ始め、日もだいぶ短くなってきましたが、まだ夏の余韻を残しています。
この日も暑い日でした。
今日はブスな部下とクライアントさんのもとへ打ち合わせに3時に行きました。
疲れた後の打ち合わせだったので、俺もブスも思いっきりバテました。
5時半にやっと終わりました。
会社に電話をして2人とも直帰する旨を告げ電話を切りました。
そしてJRの某駅に向かって歩き始めました。
そして、ふと思いました。
このブスに、お疲れさんの1杯なんてしてやったことないなァと・・・。
その時点では変な事なんか考えてなかったんです。
俺は居酒屋を探しました。
「おい、お疲れさんだから、ビール1杯飲んでくか」
「そぉーですねぇ、私も飲みたいと思ってたんです」
女房に電話をして、「お客さんと飲むから夕飯いらない」って言った。
以前入ったことのある居酒屋に入った。
ブスを正面にし、乾杯した。
この後、とんでもない事になるのも知らないで・・・。
初めて色々と話をした。
1時間もすると結構気持ちが良くなってきた。
そして、目の前にいるブスがブラクラの主人公である事を強烈に意識し始めてしまった。
(ヤバいっ!いかん!だめだ!)
理性が崩れていくのがわかった。
その瞬間から、ブスの着ているものが気になり始めてしまった。
(だからヤバいって!)
今日はいつもと違ってよそ行きっぽい服を着ている。
でも、また白いブラウスを着ている。
もう視線は胸元に集中し始めている・・・。
2時間経って店を出た。
暑かったのでちょっと飲みすぎた。
ブスも白い肌を少しピンク色にしている。
「じゃァ帰るか!」
そう言って、500mくらい先に見える駅に向かって歩き始めた。
しかし、駅の手前20mを左に入るとホテルがあるのを知っている。
さあどうする。
運命の分岐点まであと400m。
俺は言った。
「あー疲れた、俺この辺で泊まってこうかな」
「大丈ー夫ですかァ?」
「ちょっと休んでっていい?君は帰ってもいいよ」
ブスがちょっと寂しそうな顔をしたような気がした。
そして運命の分岐点を2人で・・・左に曲がってしまった2人で!!
(どうするんだ!!)
ブスは何も言わない。
まだ引き返せる。
ホテルに入ったとしても何もしないかもしれない。
とは裏腹に・・・。
(このブスは今日、俺のおもちゃになってしまうのか?)
そう思った瞬間、頭と顔に血が上り心臓がバクバクしてきた。
そしてなぜかクイーンの『ボヘミアンラプソディー』のイントロの歌詞が浮かんだ。
《こ~れは、現実かァ~♪それとーも夢か♪頭ん中、土砂崩れぇ♪現実なら逃げられねェ~♪》
俺はこんな人間じゃなかったはずだ・・・。
気が付いたらもうすぐホテルの入り口だ・・・。
ホテルの入り口に差し掛かったところで、そっとブスの肩を、入り口に向かって押してしまった。
受付を済ませエレベータに乗る。
ブスが俺の肘を掴んだ。
横を見るとブスのブラウスの胸の膨らみが見える。
喉がカラカラになった。
部屋に入る。
最近のホテルは実に綺麗だと思った。
俺はブスに、「大丈夫か?」と聞く。
「綺麗ですね、ここ」って・・・。
(もう引き返せないのか?)
俺は水を飲みに行った。
そして帰ってくると、ブスがブラウスのボタンを外そうとしている。
俺は焦った。
「ちょ、ちょっと待った、言ってっておきたいんだけど、俺、女房、子供がいるの知ってるよね?」
「大丈夫です、いいんです」
ブスは答えにならないような事を言った。
俺は根性を決めた。
ブスの手を取って、とりあえずベッドに座らせる。
俺はブスのまん前に座り、見上げて、ありふれた台詞を言った。
「いいんだね、本当に?」
ブスはコクッと首を縦に振った。
俺は跪いて、ブラクラに出続けたブラウスの胸の下に両手で触ってみる。
触った瞬間、(若いッ!)って感じた。
その手で張りのいい太もも撫でてみる。
まだ素肌は触っていない。
そしてブラウスのボタンに手を移しボタンを外し始めた。
ブスはボタンを外す手を見ている。
そしてボタンを一つ、二つと外していった。
もう顔は気になりませんでした。
と言うか、顔と体のギャップがどんだけ激しいのか、確かめられずにいられませんでした。
4つ目くらいのボタンを外すとブラジャーの一部が見え始めました。
ブスは激しく首を下に向かせています。
禁断の果実が徐々に姿を現してきました。
ボタンを全部外し、ブラウスをその白い肌から外しました。
ビックリしたのはまず、ブラジャーでした。
こんなブスがこんな下着を・・・ちょっとショック。
乳首の下からカップの上まで透けてるんです。
ピンクの乳首が薄っすらと見えてるんです。
まるで3Dのアダルトビデオを観ているようです。
女の手がしきりに俺の肩を擦っています。
そしてやっと素肌に触ろうとしています・・・。
そして素肌に最初に触ったのは女の二の腕です。
想像してた通り、もち肌でした。
もう駄目です。
そして遂にブラジャーをつけたままの胸に顔を埋めてしまいました。
自分の鼻息が荒いです。
そしてしばらく顔を擦りつけた後、ブラジャーの肩紐を下ろしました。
遂に禁断の果実が本当の姿を現しました。
ブラジャーを下ろすと女のため息が聞こえました。
これは・・・。
見事な砲弾型と言うんでしょうか?
その乳房の先には柔らかそうなピンクの乳首が・・・まだ立っていないようです。
白い肌に際立っています。
日焼けの後もついています。
そして思わず口に含んでしまいました。
(こんなブスにこんなことしていいのか?)
そう思いつつ、サルになっていく自分が・・・。
たっぷりとおっぱいをおもちゃにした後、ブスをそっとベッドの上に横にしました。
そこで、俺も初めて服を脱ぎ始めました。
一応、パンツだけは脱がずにいました。
ブスは今まで見たこと無いような目になってます。
そして視線は下半身に移りました。
腿を撫でた後、スカートをたくし上げました。
見るとパンティーもブラジャーと一緒のデザインでした。
デスバレーのちょっと下まで透けて見えます。
毛は薄いようです。
ますます顔とのギャップが激しくなってきます。
剛毛かと想像してました。
パンストを取り去り、我慢できずにパンティーも取り去ってしまいました。
もう着けているものは何もありません。
あそこは・・・。
あそこはと言うと、むっちりと二つに割れた肉がついています。
そしてブラクラに出てくるように、思いっきり足を開いてみました・・。
その夜は完全に一方的に女をおもちゃにしてしまいました。
欲望のおもむくまま、今まで溜まってたものが全部出てしまいました。
女の身体は極上でした。
洋服の下にあんなものを隠していたなんて、想像を遥かに越えてました。
張りのある白い肌。
今まで経験した女の中でも一番かもしれません。
顔がブスだという事はどうでも良くなってしまいました。
その日はホテルに泊まらず、2人とも帰りました。
帰りの電車の中で一人、さっきの事を思い出すと、また顔に血が上ってきてしまいました。
それと同時に地雷原に放り込まれたような気分になりました。
とんでもない事をしてしまいました。
理性と正義感は誰よりも強いと思ってました。
自己嫌悪に陥りました。
仕事はどうかといえば、実務的には問題はありませんでした。
でも目の前にあの肉体が洋服を着てそこらをうろうろしてると、手と思考が停止してしまう事が多くなりました。
そして肉体関係をしばらく続けていました。
天国と地獄の繰り返しです。
(このループはいつ途切れるんだろう・・・)
そう思っていたある日。
同じ課のブスの先輩にあたる女子社員が、「ちょっと聞いてもらいたい話があるんで時間を作ってもらえます?」と言う。
話を聞いてみると、案の定、ブスの話だった。
「最近◯◯さんの話をされる事が多いんですけど、この前、奥さんの事、『どんな人か会ってみたい』とか言ってんだけど」
そう言われて血の気が一気に引いてしまった。
その女子社員は、以前俺が色々と仕事を教えた、ざっくばらんな子だったのでこいつが大事にすることは無いだろうと思いました。
俺はブスに会って俺の考えをもう一度伝えました。
しかし、しばらくして課内の空気が変わって来たようです・・・。
もう、話が止め処も無く長くなってしまうんで、結論から書きます。
結果、会社を辞めました。
ブスとも手を切りました。
ブスはまだあの会社にいます。
やっぱり地雷を踏んでしまいました。
あのブス、実はコネで入社して来たんです。
それも知ってました。
でもどうにも自分を抑えられなくて。
あの女がブスじゃなかったら、きっとこんな事にはならなかったと思います。