私立の中学に通うことが決まっていた私は、小学校を卒業してから中学校に入るまでの春休み、地元のお友達とたくさん遊びました。
中学に入学したら、もう今までのように近所で遊ぶことも少なくなります。
最後の思い出にと、いっぱい遊びました。
メンバーはいつもの3人。
拓海と隆次と私です。
拓海と隆次と私は家が近所で、同じ幼稚園、同じ小学校に通っていて、毎日のように遊んでいました。
女子のお友達の中には、私が男子2人といつも遊んでいるのを不思議がる人もいましたが、私は別に何とも思っていませんでした。
この日、私たち3人は家から少し離れたお寺まで自転車で行き、奥の森で秘密基地ごっこをしていました。
そこで誰が言い出したのか、「お賽銭箱を開けてみよう」という話になりました。
別にお金が欲しかったわけではありませんでした。
お賽銭箱を開けること自体が目的だったような気がします。
とにかく、そこまで深く考えていたわけではありませんでした。
しかし、そんな見張りも虚しく、すぐに住職さんが出てきて、私たち3人は捕まってしまいました。
私たちは本堂に連れて行かれ、そこで正座をして住職さんの長いお話を聞きました。
お寺とは何か?お賽銭とは何か?それに手をつけるということがどういうことなのか・・・。
お話はずっとずっと続きました。
足がしびれ始めたところで住職さんが、「おたたきをします」と言い、立ち上がるように指示しました。
『おたたき』というのが何か分かりませんでしたが、言葉の響きと雰囲気から、叩かれるんだな、ということは想像できました。
畳の上で正座していた私たちは立ち上がって住職さんの指示を聞きました。
そこで、おたたきが“お尻叩き”のことだと分かりました。
おたたきをすると体の中から悪いものが出ていく、ということらしいです。
住職さんはズボンを下ろすように言い、私たちは少し戸惑いながらもズボンを脱ぎました。
洋服の裾をなるべく伸ばしてパンツを隠しました。
そんな抵抗も虚しく、さらに住職さんはパンツも脱ぐように言います。
「お尻を直接叩かないと、おたたきの効果がない」と言うのです。
さすがにこれには3人ともすぐには従えません。
グズグズしていると住職さんの口調が厳しくなったので、拓海と隆次が脱ぎ始めました。
私は、『お前は女子だから』と言われるのが嫌だったので、我慢してパンツを脱ぎました。
脱いだパンツは、すぐに丸めて、ズボンで包みました。
洋服を限界まで伸ばして、お股とお尻を隠します。
大きめの服だったので、何とか隠れてくれます。
拓海が最初に『おたたき』を受けました。
正座している住職さんの膝の上に覆いかぶさるように乗って、お尻を叩かれました。
お友達のお尻叩きなんて初めて見ました。
20回くらいお尻を叩かれ、拓海のお尻はほんのり赤くなっていました。
次に隆次です。
不安なので、拓海の時よりも、よく観察しました。
最初、隆次のお尻をナデナデして、お尻の緊張がゆるんだところで住職さんのお尻叩きが始まります。
隆次のお尻は住職さんの大きな手で満遍なく叩かれ、全体が少し赤くなりました。
最後に私です。
ここで住職さんが今更なことを言いました。
「ん?君は、女の子さんだったのか・・・」
住職さんは、今まで私のことを男だと思っていたようです。
確かに私は、いつも男子2人と遊んでいて、髪型もショートカット、しかも後ろを刈り上げているので、よく男子と間違えられました。
スカートが嫌いなのでズボンしか穿かなかったし、さっきから洋服を伸ばして大切なところは隠していました。
パンツは女の子のものだけど、パンツを脱いだときは、なるべく見えないようにすぐにズボンで包んだので、気がつかなかったのだと思いました。
「まあ、しかし、仏様の前では男性も女性も関係ありません。一人の人間です。さあ、おたたきをします」
そう言って住職さんは、自分の太ももをポンポンと叩きました。
私は住職さんの太ももの上にかぶさるように乗りました。
伸ばしていた洋服が呆気なく捲られます。
拓海と隆次にお尻を見られました。
幼馴染の拓海と隆次とは家族で旅行に行ったこともあって、一緒にお風呂に入ったこともあります。
でもそれは、幼稚園の頃や低学年の頃の話で、最近のことではありません。
まさか小学校を卒業して、そろそろ中学生だという時に、2人にお尻を見られるとは思ってませんでした。
住職さんは、2人の時と同じように、お尻をナデナデしてからペンペンと叩きました。
思っていたよりは痛くはありませんでした。
それよりも拓海と隆次の2人にお尻を見られたことのほうがショックでした。
『おたたき』が終わると、次に住職さんは、「大廊下の雑巾がけをして心を綺麗にしなさい」と言いました。
大廊下というのは本堂を囲む廊下のことで、長い板の間になっていました。
3人は並んで雑巾がけをしました。
ズボンとパンツは脱いだままなので、すべてが丸見えでしたが、3人並んでいるので、拓海と隆次に恥ずかしいところを見られることはなく、少し安心しました。
たまに、雑巾がけで高く突きあげたお尻を住職さんが『おたたき』しました。
雑巾がけをしている途中で、拓海が住職さんに呼び出されました。
拓海は、本堂の奥の控え室のような所に入っていきました。
その間、隆次と2人で雑巾がけです。
しばらくして拓海が戻ってくると泣いていました。
拓海が泣く姿なんて、ほとんど記憶にありません。
拓海は、「おたたきされた」と言ってお尻を見せました。
拓海のお尻は、さっきとは比べ物にならないほど真っ赤になっていて、ミミズ腫れのようなものができていました。
次に隆次が呼ばれ、やはり隆次も戻ってくるとお尻を真っ赤にして泣いていました。
最後に私が呼ばれ、控え室のような所に入りました。
そこは本堂と同じように畳が敷いてあり、そこに住職さんが正座をしていました。
奥の机の上に木魚を叩く棒が置いてあり、私はそれで『おたたき』を受けるんだと思いました。
あの棒で叩かれたら、拓海のお尻みたいに、ミミズ腫れになるのも分かります。
住職さんは、私に四つん這いになるように言いました。
少し恥ずかしかったけど、部屋の中にいるのは住職さんだけで、拓海と隆次は居ないので、さっきよりは少しはマシかなと思いました。
住職さんの前に四つん這いになると、黒い布で目隠しをされました。
これは、「余計なことを考えずに心を無にするため」だそうです。
ズボンやパンツを脱いで、目隠しをして、四つん這いの格好をすると、すごく無防備な、不安な気持ちになりました。
住職さんの手が洋服の裾を掴んで、それを捲ります。
体勢が崩れないように恥ずかしくて閉じていた足を少し広げました。
住職さんの手がお尻をナデナデします。
さっきと同じ感触です。
しばらくナデナデが続き、私は、あの木魚を叩く棒でのお尻叩きを覚悟しました。
しかし、なかなか、あの棒がきません。
ナデナデが続きます。
しばらく続いたナデナデは、お尻の表面だけでなく、お尻の穴や、お股の方にのびてきました。
最初は、たまたま当たってしまったのだと思いました。
しかし、次第にそれは偶然ではなく、わざと触っているのだと分かりました。
住職さんの指がお尻の穴に入ってきたり、お股のワレメを開こうとします。
私は思わず声をあげようと思いました。
しかし、今声をあげても、来てくれるのは拓海と隆次です。
2人にこんな姿を見られることになります。
それに、そもそも悪いのは私です。
お賽銭箱を開けようとした私がいけないのです。
騒ぎが大きくなって、私立の中学に行けなくなるのではないか、という不安もありました。
(今だけ我慢すれば何も無かったことになる)
そう思いました。
私が動かないでいると、住職さんのナデナデはエスカレートしてきました。
お股を包み込むようにして、そこから指を入れてきました。
その指を中で動かしたり、出し入れしたりしています。
私はせめてもの反抗で、なるべく反応しないようにじっと耐えました。
しばらくして住職さんの手がお尻から離れたので、ひと安心すると、今度は、あの木魚を叩く棒と思われる棒状のものがお尻に当たりました。
(いよいよ『おたたき』だ)
私は覚悟をしました。
しかし、その棒で、お尻を叩かれることはありませんでした。
そのかわり、その棒は、私のお股に入って来ました。
住職さんは私にお股にあの棒を出し入れしています。
何をしているのかよく分かりませんでしたが、それが“いけないことだ”ということは分かりました。
声を出すのを我慢していると、ようやくその棒が完全に抜けました。
最後に住職さんは「はい、おしまい」と言って、私のお尻をパチンと叩き、目隠しを取ってくれました。
私はお賽銭のことを「ごめんなさい」と言って、その部屋を出ました。
部屋を出るとき、振り返って奥の机の上を見ました。
そこにあった木魚を叩くための棒は、最初にこの部屋に入ってきたときと同じ場所にあるように見えました。
大廊下に戻ると、拓海と隆次が、「どうだった?」「大丈夫か?」と聞いてくるので、私は「うん、大丈夫。お尻叩かれちゃった」と答えました。
2人よりもお尻が赤くなってないのでバレるかも、と思いましたが、2人は何も疑わずに、また雑巾がけを始めました。
その後しばらく大廊下の雑巾がけをして、夕方、暗くなってきたところで住職さんがズボンとパンツを持ってきてくれました。
帰り道、お尻が痛いので、3人ともずっと立ちこぎで自転車に乗っていました。
私は念のために、「今日のことは3人の秘密だよ」と言いました。
すると、「当たり前だろ!こんなこと親に言ったら、また怒られるよ」と言いました。
私の思っていた意味とは少し違いましたが、3人の秘密になったのは間違いないので安心しました。
長文すみませんでした。
今まで読んでいただきありがとうございました。